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私は、適応障害を患った経験がある。
当時の仕事に憤りを感じて転職するも
絵にかいたように失敗。
そこで適応障害で休職。
そのまま退職した経験である。
これだけ文章にするとただの失敗談なのだが
意外にも私はそこから得たものは多い。
正直、そんな軽い経験とは言えなかったので
人前で話すのは簡単なことではないけれど
今はもう十分に過去に向き合えると感じているので
文章にすることにする。
<経歴>
私の経歴をざっとまとめると
①外資系自動車部品メーカー
②国産タイヤメーカー
③学習塾
④国産ドローンメーカー
といった形である。
<思い>
結果だけいうと
無事、もともとの職種であるエンジニアに復帰している。
結局のところ色々あっても、自分が一番エンジニアを諦められなくて
戻ってきたというところである。
おかげで余計な迷いもなくなり、仕事を大切に思えるようになった。
それだけで色々なことが変わってくる。
大切なもののために頑張れる。だから行動が変わる。
そういった貴重な経験だったと今なら言える。
だから、今傷ついている人や頑張る理由が見つからない人の
少しでも参考になればと思い、自分の経験を伝えたいと思う。
まずは何で適応障害になったかということからはじめる。
<最初の転職>
そのきっかけは新卒で入社した会社の最終年から始まる。
当時、会社の大組織変更で開発部隊の中から選抜で先行開発チームを作るというものだった。それに私は抜擢された。
ここまでは嬉しい限りだった。
前年に完成車メーカーの内定を断り、会社に残ることを決めた矢先だった。
やる気に溢れる一方で、この組織変更は大失敗に終わる。
結果からいえば、この組織変更を踏み切った副社長は降格。
私をはじめ、多くの人間が会社を去った。暗黒期のはじまりだったようだ。
(詳しくは現在も会社にいる人間しか分からないが)
私の部署は、家庭の事情で全然会社に来ない上司と
仕事はできるが嫌われものの先輩といった私を含めた三人のチームだった。
上司が来なければ方針も決まらず、新しくできた部署からの試験の依頼は後回しにされることばかりで、仕事はろくに回らなかった。
その頃、まだまだプレゼン慣れしていない私の最初のプレゼンはボロボロ。
このままではいけないと多くの人に相談し、組織についても
助けを求めたが、結局大きく何かが変わることはなかった。
退社前に「評価を盛り返した。よく頑張っている」と言われたが
悲しいことに後の祭りとか感じることはできなかった。
こういった状況下で、私は裏切られたような気持ちが募り、自身の居場所を求めて転職する。
結婚もこの年で、新しい船出とその責任感から
海の近くに住める大手企業という一見幸せの道を歩みだしたように
新たな土地へと生活の拠点を移動する。
<新天地で待ち受けていたもの>
夢を抱いて舞い降りた新居は、海の近く。
潮風香るマンションでサーファーも多く、観光地でもある。
それはそれは楽しいプライベートだった。
一方、仕事はガチガチの古い日本企業。
名の知れた企業だけにここで安定した生活をと考えていたが徐々に色々な問題に突き当たる。
配属は研究実験部。
やりたいことど真ん中だと思った。しかし、設備は古く、社員の方々は平気でパワハラ発言を連発。直属の先輩は、冗談でなく何も教えてくれない人で、仕事を覚えようがないほどだった。
そんな中でも自分なりに道を開こうと努力したが、うまくいかなかった。なんでかというとこれを言われたと言えば多くの人が納得してくれる。
「所詮、転職組は使い捨てだから」
段々気付いてきた自分の頑張っている理由。
「頑張りたいんではなくて、この現実を受け止められていないんだ。」
そう気付いたゴールデンウィーク。
<休職>
五月病の意味が良くわかる休み明けだった。
1日出社したものの。
それ以降体調不良。
もう会社に行ける気がしなかった。
体調が悪かったら病院へいくが、行ったことがないのに行かないといけないと自分で分かった。
「精神科」
自分の判断力や思考能力の低下に頭痛など身に覚えがたくさんあった。
すべて耐えてきたけれど
今の環境が自分にあっていないと認めた瞬間にそれはすべて自分にのしかかってきた。
妻もいて
大切な仲間から離れて出てきた転職に失敗。
なのにここで働きたくない自分がいる。
そう思うことがなにより自分を苦しめたと今なら分かるが、その当時は文字通り「世界が終わった」と感じていた。
病院での診断は「適応障害」。
鬱と診断するにはまだ時間がかかるとのこと。ここから私の休職生活が始まる。
思えば酷い会社だと思った一方で、自分が弱いのではないかと思い、ぐるぐるぐるぐると思いをはせる日々。
外になんて出たくなかった。ベットに閉じこもっていた。
家の窓から外を見ても、人と目が合うのは嫌だった。
「自分は社会不適合者」
そんな思いを重ねるばかりだった。
このままではダメだと分かったいても
なかなか一歩踏み出せなかった。
<妻の支え>
妻が言ってくれたこと
「働かなくていいよ」
「やりたいことやりなよ」
嬉しいはずなのになかなか向き合えなかった。
でも、おかげで少しづつゲームくらいはするようになった。
精神科へ行くついでに、妻は私を買い物に連れ出してくれた。
今では笑えるけれど
お店の中も怖かった。
それくらい臆病になっている自分がいた。
「無理して働くことなんてないよ」
「世界には君を必要だって言ってくれる会社は山ほどあるよ」
と昔の自分に言ってあげたい。
それくらいの扱いだっただろうけれど
もはやあまり覚えていない。
思い出したくないのか、思考停止していたのかさえ、あやふやだ。
通院と妻の支えで、少しづつ一人で散歩に行ったりするようになる。
妻は昨年からこの年にかけて、管理栄養士の試験を受験し、見事合格。それまで私が養ってきた分の恩返しもあったのだろう。パートをしながらそばにいてくれた。
それが本当にうれしかった。
<徐々に見えてきた光明>
少しづつ自分一人で出歩けるようになってきたこともあり、海までランニングすることが日課となっていた。
そして海に毎度問いかける
「今の俺に何ができる?」
自信なんて全くといっていいほど無くなっていた。
「社会不適合者・負け犬・・・」
自分がする自分の評価はそんなものだった。
でも、自分がどこかあきらめきれていないことにも
気付いていた。
私は、自信のない自分を奮い立たせながら
内定を取得する。
外資系自動車部品メーカーだ。
条件もよかった。
これですべてちゃらにできると思った。
よく頑張ったと思った一方で、手に入れた自信が自分を迷わせた。
「これで本当に良いのか?」
「また同じことの繰り返しじゃないのだろうか?」
慎重になった私は、内定先の上司になるだろう人物と面談を実施。
この方はお世辞にも私と相性が良いとは思えなかった。
結局、休職していた会社を退社し、内定も断った。
なんて馬鹿なことをしたのだろうとも思いつつ
私は別の道を思い立つ。
「教員になろう」
<急がば回れ?塾の正社員>
私はもともと大学生のときに塾でアルバイトしていたこともあって
その伝手で学習塾を経営している会社に入社する。
同時に通信制の大学へ入学し、教員免許の取得を目指すことにする。
「エンジニアの次にやりたいことは教師になること」
そう言って新しい道へ歩みをはじめる。
内定を断っただけあって、多くのことに脅えていた自分にかつてのアルバイト先というのはとても働きやすかった。
理不尽なこともたくさんあったけれど
あれだけ責めた自分に居場所があるだけでも嬉しかった。
だから必死で頑張った。
そして仕事が楽しいということを思い出した。
<どうしても譲れないもの>
社会人として仕事に復帰して、しばらく。
かつての会社の先輩社員が遊びに来てくれた。
「今ドローンの会社で働いている」
「ベンチャーでめちゃくちゃだが面白い」
とても気になったが
エンジニアから離れた自分にその権利のない話だと思った。
でも、一方で自分の体重が減っていくことや
徐々に勉強があと回しになっていくことを感じる。
認めたくなかった事実。
「エンジニアに戻りたい」
内定蹴っておいて
大学まで入って
何を思っているのかと思った。
でも、体が一番正直だった。
気が付いたら10kgも痩せていた。
この時、思い知らされた。
「自分が一番自分をあきらめられていない」
「二番目にやりたいことは一生二番目」
「俺はやっぱりエンジニア」
頑張ればがんばるほど
エンジニアから離れていく・・・
気が付いたらもう転職しようと思っていた。
こんな休職経歴持ちのジョブホッパーに仕事なんてあるのかと思ったが
チャンスはゼロではなかった。
<またまた転職活動>
もちろん以前ほどやさしくはなかった。
書類は通りにくいし、「どうせすぐやめるんだろ」と面接で言われたこともあった。
それでも、完成車メーカーの最終面接までいったこともあった。(これは手応えがあったのに落ちたのは今の仕事への運命だと勝手に思っている)
適応障害のことを率直に伝えたら、親身になって話を聞いてくれた人事の人もいた。
世の中捨てたもんじゃないと思った。
そして結局、結論が出た。
「ドローンのベンチャーで勝負しよう!!!」
一番リスクがあるような選択なのも分かっていたが
それをしたい自分にもう迷いもなかった。
自分がどうしょうもないやつであることが
嬉しくもあった。
「エンジニア戻りたくて10kg痩せる奴なんて
そうはいない」
その思いだけ握りしめて、内定を掴んだ。
<ドベンチャーと成長>
ドローン業界はまだまだ未成熟で、自分より若い社員が偉そうにしていたりする。ベンチャーっぽくて良いじゃないかと思った。
プレッシャーもあった。
自信を取り戻すには時間もかかった。
不安はずっとつきまとった。
不安な時は、胸に手をおいて自分の脅えを確かめた。
いつも脅えていなかった。
「うん。大丈夫」
「どうせ逃げたくても、俺は自分のやりたいことから逃げられない」
そうやって徐々に過去を乗り越えていけるようになった。
<エピローグ>
そんなベンチャーで今も私は仕事をしている。
本当に色々なこともあるし、大変なことも多いけれど
すごく成長したエンジニアの自分に会えたと思っている。
やっぱり何かあったとき、私は迷わない。
散々迷ったので、覚悟が決まっている。
それはもはやアドバンテージになりつつある。
賭ける思いが違う。熱量が違う。
本気で選んだ選択だから頑張れる。
ちなみに以前の職種だったら関われなかった国関連のお仕事や消防、橋梁点検、宇宙系などびっくりするほどの企業と仕事をしていてちょっと嘘っぽいほどだ。
人生捨てたもんじゃないなと思う。
まだまだもっとこの可能性を広げたいとも思っている。
やればできることも分かってきた。
そんな私の経歴が参考になるかはわかりませんが
少しでも誰かの力になったらなと思い、この文章を終わることにする。
最後に辛い時期に支えてくれた人
最愛に妻への感謝で締めくくることにする。
ありがとう。
自粛に思うこと
外出自粛
これは、コロナウイルスの感染拡大を防ぐためにとっている国民の対策である。
その中で色々なことが見えてきたので文章にすることにする。
一つ目は 同調圧力。
日本人は、平等論の中で右習えの教育をされてきた歴史があるから、自粛をしていないといけないような圧力を感じる。
これは協力体制としては良いようで、徐々に
『自分は我慢しているからあなたも我慢しなさい!!!』
のような負の感情を向けられる違和感がある。
一緒に不幸になろうとまでは言わないが 悪い方向へ誘導するような雰囲気は良いものとは思えない。
物事の良し悪しは、その行動が目的に沿っているか否かで決められるべきだと思う。
つまりはこの場合 『密を避けているか』 である。
人がいないところに出かけるのが 悪いと言うことではないのだ。
真実に目を向けよう。
二つ目は 思考停止。
ニュースを鵜呑みにし過ぎているのか もはや洗脳である。
コロナウイルスの死者はインフルエンザの死者より少ないなんていっても
もはや コロナ=死 という思考になっている人も少なくない。
30歳未満の死者は殆どいないことを考えても 生死を彷徨う可能性は持病などの本人の健康状態のところが大きい。当然、高齢者は危険である。
守るべき相手を間違えてはいけない。
それに経済を回さなければ 経済的な死も待っている。
きちんと事実を見極めないと 困るのは自分自身である。
サーフスケート Woody press レビュー
最近流行りのサーフスケートボード
簡単にいうとめちゃくちゃ倒せるし、前輪が車のように切れるトラックでサーフィンのような動きができるというもの。
波は常に同じで無い難しから反復練習が難しいサーフィンにとって、サーフスケートボードはもってこいの練習動画というわけだ。
といっても 私の場合は、プロモーションビデオがカッコ良かったのでやってみたくなっただけなのだがw
サーフスケートではCARVERが有名だけれど なんていっても高い。
3万5千円程度から4万円ほどのイメージだ。
一方で、Woody press は多くの人にサーフスケートを届けたいとのコンセプトで1万5千円から2万円程度とかなりお求めやすくなる。
ってことで 今回Woody press の28inch カービングモデルを購入。 サーフボードを意識した形状とシンプルなデザインが良い感じ。
板を横に振りながら進める。 かなり倒せるので波乗りしているよう。 カービングというだけあって、スノーボード のカービングのように板の前から後ろに抜けていく感覚もある。
これめちゃくちゃ楽しいやん!!!
↓良かったら動画でどうぞ https://youtu.be/0tveZHmz6Wo
こんな人にオススメ ・サーフィンのオフトレに ・スノーボード のオフトレに ・トリックできないけどスケボーやりたい人に ・運動不足を解消したい人
しばらくはまりそうだ!!!
感想「スターウォーズ エピソード9 スカイウォーカーの夜明け」
レンタルが始まったスターウォーズ最新作にして最終話。
その感想をここに記載する。 ※ネタバレ含む
<結論>
・つまらない。
<良かった点>
・カイロ=レンの出ているところとその結末
<悪かった点>
・ストーリー ・構成
劇場で見たときは、それまで待ちに待った待望感とカイロ=レンへのファン魂でテンション上がったものだが、レンタルで再度見ると結構がっかりものだった。
その要因を簡単にまとめる。
<①ストーリーについて>
エピソード7からはじまった新三部作だが、結局何の話がしたかったのかはわからず仕舞いだった。
ディズニーが買収したことや監督が各作品で別々(の予定だった)なことなどの大人の事情があるのは分かるが・・・。
にしても作品として方向性を見失ったらそれまでである。
ジョージ・ルーカスの作品は、きちんとしたコンセプトや思いが詰め込まれていた素晴らしい作品だったのだが・・・
Ep1~3 アナキン・スカイウォーカーの生い立ちとダース・ベイダーになるまで
EP4~6 ルーク・スカイウォーカーという貧しい青年が英雄になるストーリー
EP7~9 スターウォーズは続いていく話?
といった感じ。
問題と思われるポイントとして
・スノークというかませ犬を二作も引っ張り、敵がはっきりしなかった。
⇒スノークがシスとは違う出どころのダークサイドみたいな話でも良かったと思うんだよな。それかシスの生き残りが残した最後の弟子とか。
・ベン=ソロ(カイロ=レン)の闇落ちの理由が不明瞭
⇒「スノークの心を変えられていた」なんて話もあるけど、そんなのできるならルークは随分アナログにダークサイドへ誘われたよね。それに、スノークはパルパティーンだったわけだからなおさら違和感。
⇒これはいっそ、誠実なジェダイの修行のうちにダークサイドへの誘惑があって、その誘惑に負けたものがシスになってしまう。みたいな設定に注力すれば、もっと方向性のまとまった話になったと思う。
②無理やりリカバリー
結局、まとまりきらない話の中で、EP9冒頭でパルパティーン皇帝の復活という無理矢理設定で話をはじめてしまうことになる。
これによって
・ルークの功績が水の泡感
・全9部作がパルパティーンの歴史感が出る
・何ならダースベイダーを生き返らせて欲しい
など
良からぬ発想しか湧いてこない設定で話が始まることになった。
③構成について
ウェイファインダーを見つけて、パルパティーンのことろへ行く。いうのがこの映画の基本線だが、これだけでは正直とてもつまらない。
前二作から徐々に布石をうっていたらならまだしも、急に敵が復活したからやっつけにいきます。というのはなんだが軽い話に感じてしまう。
それを軽くしないために、話にツイストを入れすぎて、ただ間延びしたまどろっこしい話になっている。一つ一つのシーンは、クオリティ高く作られている印象なので劇場でその迫力を楽しむ分には面白みはあるが、一方エンドロール的にワンシーンを何かと重ねて楽しむなど構成的な面白みは感じることができなかった。
④パルパティーンの復活の理由が不明瞭
パルパティーンが復活したことは百歩譲って認めよう。一方、「何で?」という理由の部分が良くわからなかった。
⇒信仰者が必死にシスのフォースを学び、復活させたとか皇帝は自信が死んだ場合に復活できるように何か準備をしていたとか。きちんと説明して欲しかった。
⑤カイロ=レンのライトサイド機関は良かった
新三部作通して、一人きちんと成長していったキャラクターはカイロ=レンだろう。
ルークの甥で元弟子という続々する設定。
闇落ちの理由こそ微妙だが、彼はライドサイドの誘惑という従来と逆の立場でダークサイドからライドサイドへ帰還するという役回り。誰もが想像できたとはいえ、ベン=ソロとして青いライトセーバーを握った瞬間は、胸が高鳴ったのを覚えている。シリーズ通して、どこか不安そうな表情を演じていたアダム=ドライバーだが、この時は本来の自分を見つけたような自信のみなぎった戦いぶりはこの映画の一番良かったシーンだと個人的に思っている。
<こんなのだったら良かった案>
・ベンソロ=がライトサイドからダークサイドの誘惑に駆られて闇落ち。カイロ=レンとなった彼を倒す話。 (ここは、ルークがベイダー同様にライトサイドへ引き戻して終了。もしくは弟子となったレイがそれを達成) =ルーク最強の話
・スノークがパルパティーンとは別ルートのシス(or新たなダークサイド一派) それを新たなジェダイ・レイとの戦いの話 =世代皇帝を示唆する作品
<その他問題点>
・メカデザインについて ルーカスの世界観が壊されてきている。普通に想像すると「なんで?」みたいなところがあるのがルーカスデザインの味でもあったが・・・ ⇒波動砲みたいなビックウェポンを積んでいないのがスターデストロイヤーの良いところだったのに、それを積んではいかんだろw ⇒宇宙船が普通。独特の音で、不思議な変形をしたりしない。つまらない。
・レイが最初から強かっただけの話感。
・フォース何でもでき過ぎ説
・不評だったEP8よりつまらない説。
<最後に>
色々語れる作品だけあって、スターウォーズは偉大な作品。 でも、これやっぱり・・・EP7からやり直さない?!
マルチ?!MLM?!モデーアに勧誘された話
以前、マルチ商法と言われるような勧誘にあったことがある。
アムウェイなどが有名だが、私が勧誘されたのはモデーア。
化粧品などを扱い、日用品をモデーアに入れ替えることで上の階層の人柄儲かるというビジネスモデル。
それはある日のことがらはじまった。
大学時代の友人から久しぶりに会おうという話になって色々話していると『独立できたらいいよな』みたいなとこらから話がはじまった。
まぁ社会人として自己啓発のような本も読んでいるものもあったりして自然と自分の将来の話などをして楽しく話していた。
ちょうど転職の失敗なども経験し、自分の居場所探しを考えていた私はとても良いターゲットだったのだろう。
盛り上がった話の後で、 良かったら独立のために色々教えてくれる良き先輩がいるから紹介したいなんてことを言われ、その先輩と会うことになる。
そこから、ちょこちょこお誘いがあり、ビジネスのことを少しずつ教えてくれるようになったりする。
この頃から何か違和感。
みんなめっちゃ相槌うつのと めちゃくちゃ褒める。
そしてあたかも独立しているなんて話をするけれど、何をしているかはイマイチよく分からない。
そして、ある日友人のミスに気付く。
普段の仕事の内容が以前の話とズレていたのだ。
怪しい。 一方で、その頃既に友人のグループのリーダーたる人に数回会っていたので、段階的には最終段階だった。
そして、初めてセミナーに参加することになった。
ここまではかなり巧妙な手口で、独立のために動き出したいと言わせる流れで色々なビジネスのいろはをちらつかせる戦略だった。
そろそろ怪しいと思いながらも ビジネスの全貌は気になったし、本当に稼げるのなら興味はあった。
ただそのセミナーの違和感が凄かった。
独立なんていう割には、ボロい建物の一部屋で学生みたいなノリの人が集まっている。
みんなやたらとフレンドリーで、ちょっと気持ち悪い。
早くも次のセミナーに 『会社休んでも行こうよ』 なんていう人がいたりする。
そのセミナーがそんなに凄いのかもよく分からなかった。
セミナーが始まると 慣れ親しんだリーダーが話し始める。
何故かみんないちいち『うーん』と相槌をうち、小ネタで爆笑する。なんだか気持ち悪い空間だった。
盛り上げようとしているし、一体感もある。
でもこれは、場の空気に呑まれるように仕向けているのがわかった。
なにより私の席は最前線に用意されており、周りはいわばサクラだったわけだ。
これでビジネスができるようになるとはあまり思わなかった。
確かにそこまでの過程やセミナーの内容にはとても有益な情報もある。
しかし、この勧誘のやり方は 勧誘された人にお金持ちになる夢を抱かせ、偉大な人達の本を読む読ませてその気にさせ、じゃぁどうすれば良いの?と思った時にマルチ商法での商売という手法を掲示するというものだ。
この仕組みは恐ろしく良く出来ていて、関わった人達はとても慣れている。
一方で、私の違和感は消えなかった。
翌日もセミナーに誘われていたが とりあえず体調不良でドタキャンし、改めて御断りの連絡を入れた。
もうこの時点でいくつか気付いていた。
・リーダーが私と話した後、帰り道でまた別の人の勧誘に注力している現場を見かけたこと。 これはこのビジネスが人集めにもの凄い時間を割いていることを目の当たりにした。それは友人がからも感じた。
・就労先のウソ。これか友人も会社を2社言ってしまっているミスにをしていたし、大手で設計をやっているという先輩もとても技術者とは思えないポリシーの無さだった。
・つまらなそうだった。製品が良いなんて話はあまりなかったし、『これをまた他の友達に売れば金持ちになるから』みたいなこと言われても納得できなかった。それは、商社やせどりみたいなことをやれば良いだけのこと。わざわざ友人の信用を殺してまでやりたいとは思わなかった。
結局、やり方にも賛成できないし、儲かる気もしなかった。
きっとはまって、抜けられなくなって、私のような人に友人も飛びついてきたんだろう。大手のブラック残業が辛かったから辞めたと言っていたし、、、。
そして思ったのは 独立したくても安易な道を選ぶべきではない。夢や目標は人参のように他人にぶら下げられるものではない。私のがやりたいのはそんなことではないwということでした。
それからしばらくして 私は、現在のドローンの仕事を見つける。
おかげで迷わなかった。
仕事って や履帯ことやるべきだってね!!!
在宅勤務のメリット・デメリット
コロナ対策で一気に広がった在宅勤務。
この度、私も体験してしたので少しまとめる。
広まったとはいえ、在宅勤務の割合は5〜10%態度と驚くほど少ない。
とはいえ、外出事態がリスクであり、感染すれば死の可能性も秘めるコロナウイルス対策のため在宅勤務は有効な手段だ。
一方で仕事によってはそもそも在宅勤務が不可能という職種もあるだろう。
ただ諦めているだけで在宅勤務ができる可能性についてはよく考えて頂きたい。
工夫次第で限定的にも在宅勤務は可能だと私は思っている。
毎日でなくとも 週数回でも在宅勤務できればリスクは減るのだ。
《メリット》
・通勤のストレスがない
・通勤時間が一切かからない
・周りに気を使う必要がない
・外出の支度をする必要がない
《デメリット》
・ものづくりなど作業を伴う仕事は自宅での仕事がら難しい
・電話会議が多数あるとイヤフォンマイクのバッテリーが切れがち
・気軽にお菓子を食べがち(太る)
《所感》
当方は突然の在宅勤務への切り替えに加えて、ものづくりの仕事なので在宅勤務は非常にしにくいと思ったが、PCでできる溜まっている仕事に注力すれば結構できることは多いと思った。必要とあらば会社に出社している仲間がいれば少し助けてもらうだけで仕事は進む。
工夫次第で会社でなくてもできる仕事が浮き彫りになった。これは、大きな発見であり、どんな仕事でも在宅勤務ができる可能性を示唆する。
正直、計画性や明確なアウトプット日報など工夫は必要だがこれはとても良いトレーニングにもなる仕組みである。
どんな時も対応力がものを言う。
コロナ対策も在宅勤務も 我々は試されている。
生き残らないと 人としても ビジネスマンとしても
在宅勤務初体験
在宅勤務初体験
なんと月曜日に行ったスーパーの従業員がコロナウイルスに感染した模様。
働いていた寿司コーナーの寿司を食べてしまった。
もはや自覚がないうちに濃厚接触者になっている可能性もある。
ということで 会社に相談したところ 暫く在宅勤務で体調の様子見をしようということになったのだ。
仕事柄ものづくりをしていると製品に触る機会が多いため、製品から離れた仕事は蔑ろにされがち。
そういった業務に注力してみた。
開発検討や資料まとめだ。
これは結構色々やることがある。
それに在宅勤務は、余計な立ち話や愚痴の言い合いなんかもある訳もなく
自分の業務に集中できる。
これは良いかも。
楽しく挑戦だ!!!